2014-11-17

2014-11-17

GIFアニメーションAdd Star

 

 

アニメーションとは

「アニメーション」は、目の錯覚を利用して残像を連続しているように感じさせることで「動き」を作っています。

たとえば、先日の「GIFアニメ:swingbird」の場合、軸の基準点に対し「回転」があることにより動いているように見えています。

たとえば、全体が移動した場合「動き」として意識することはしにくくなります。

「swingbird」は、形全体が移動をするようなものとして写っていません。


ですから、「アニメーション」を効果的に見せるためには「動き」のある部分と無い部分の「差」を大きく見せることで、より動きを感じさせることができます。



物理法則を利用する

自然な動きに見せるためには「物理法則」を利用します。


縦方向の動きは重力を意識した動きにする
  • 落ちるときは加速する
  • あがるときは減速する

※はずむアニメーションの場合、材質も考慮にいれます。


横方向の動きは慣性の法則を利用する
  • 加速するときの移動距離
  • 減速するときの移動距離
  • 摩擦による減速

「つめ」と「のこし」

あるものが動くアニメーションは、動きの始めと終わりの間に何枚かの絵を描いたり「トゥイーン機能」を利用して作成します。



GIFアニメーション

アニメーションの原理は「パラパラマンガ」です。

人間の視覚特性(残像)を利用して動いているように見える仕組みです。


 

  • 画像形式「GIF」の拡張仕様の一つで、動画を扱う形式。
  • 一つのファイルの中に複数GIF画像を保存し、それらを順に表示していくことで動画を表現している。
  • GIF形式で圧縮しているためサイズが小さく済むことから、インターネット上でもバナー広告などに簡易な動画として利用されている。
  • その方式上音声を扱うことはできず、複雑な動画には向かない。

 



※このデータを右クリックダウンロードしてPhotoshop CS5で開きます。

※レイヤーによって、どんな構造になっているかが見ることができるはずです。


Flashとの違い

 ・画像のみしか扱えない。音声は扱えない。

 ・ブラウズには「プラグイン」が必要ない。


GIFアニメの作成手順

(1)Illsutaratorで「パラパラマンガ」の1枚づつをレイヤーを重ねて作る。

  ※動かない部分と動く部分を区別して描く。

  ※レイヤーの複製をして、下のレイヤーをそのまま利用する。

(2)「ファイル」→「書き出し」:PSD形式

  ※「RGB」「72ppi」「レイヤーを保持」がチェックされていること。

(3)書き出された「PSD」形式ファイルを、Photoshopで開く

(4)パレットオプションで「レイヤーからフレームを作成」を選択する。

(5)各フレームの時間を設定する。

(6)ブラウザで動作確認をする。

(7)最適化ファイルを「GIF」形式で保存する。



Illustratorのレイヤーを利用する

RGBモードでイラスト描く

(1)レイヤー1」に描いたイラストをレイヤー複製をします。

 f:id:ilife:20080209110217g:image


(2)イラストを変化させて、また複製を繰り返します。

 

 f:id:ilife:20080209110352g:image


(3)イラストをPhotoshop形式に書き出します。


 f:id:ilife:20080209111510g:image

 

 f:id:ilife:20080209112301g:image


(4)Photoshop書き出しオプションを設定します。


 f:id:ilife:20080209112402g:image


(5)アニメーションパレットを表示します。

 

 f:id:ilife:20080209113119g:image


(6)Photoshopでレイヤー管理をします。

  Illustratorでグループにしなければ、グループフォルダーにはなりません。

  CS以降ではオブジェクトのグループがフォルダーとして書き出されます。

  その場合は、グループを統合して1枚の画像とします。

 

 f:id:ilife:20080209115341g:image

 f:id:ilife:20080209115340g:image

 f:id:ilife:20080209115406g:image


(7)アニメーションパレット→オプション

※「レイヤーからフレームを作成」


 f:id:ilife:20080209115819g:image


(8)Shiftキーでフレーム全体を選択し、表示秒数を設定します。


 f:id:ilife:20080209120058g:image


(9)Web用に保存→「GIF形式」

 

 f:id:ilife:20080209121043g:image

 完成サンプル



 

 

 

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